2017年2月19日に、沖縄(那覇)-バンコク(スワンナプーム)線を就航開始したLCCのピーチ(Peach)。日系のLCCがタイと日本を結ぶ路線として注目度が高く、東南アジアに行ったついでに沖縄も寄ってみる的な旅程を組むことが可能です。今回はバンコクへ行ったついでに沖縄も寄っていこうということでバンコク発の便Peach MM990に搭乗しました。
LCCなので沖縄に寄り道しても安い
スカイスキャナーでチェックしてみると、東京や大阪-バンコクの直通便とピーチの沖縄経由を価格を比べてもおよそ5000円くらい高いくらいで済みますし、日程によっては安くなる場合もありそうです。
今回はバンコク発の便(Peach MM990)に搭乗しました。スーツケースを1個預けるので、ハッピーピーチ プラス(20キロまでの受託手荷物1個無料・座席指定も無料・変更手数料無料)を選択、料金は片道で約1.8万円ぐらいでした。受託手荷物のなしのハッピーピーチなら1.2万円くらいからあります。
ピーチ(Peach)はスワンナプーム空港から発着
エアアジアなど多くのLCCがドンムアン空港から発着するのに対して、ピーチ(Peach)はスワンナプーム空港から発着します。どこのチェックインカウンターも長蛇の列です。
沖縄 那覇行きのPeach MM990は、深夜1時40分発です。時期や曜日により出発時間が異なるので注意が必要です。
LCCの場合、チェックインカウンターが一番遠い場所にあったり他の場所であったりする場合がありますが、今回はチェックインカウンターの真ん中あたりのMでした。
3時間前からチェックイン開始です。となりの大韓航空は激込みで大変そうでしたがピーチは10分ほど並べばチェックインできました。
搭乗ゲートもLCCだから端ということもなくEゲートで普通です。ただし搭乗前のセキュリティーのチェックがドンムアン空港から出国するよりもかなり厳重で時間もかかるので余裕をみておいた方がよさそうです。
乗客はタイ人が多い
3列のシートが並ぶ機内。乗客は8割くらいタイ人でその次が日本人、中国人、西洋人といった感じです。タイ人も中国人も旅慣れた風の人が多く搭乗もスムーズです。飛行機は定刻通りの1時40分に出発。
シートはLCCなので狭いですが、圧迫感が少ない感じでそれほど苦痛には感じませんでした。当然テレビモニターなどの娯楽の設備はありません。
深夜便ということもあり、食事をオーダーしている人は周囲にはいませんでした。メニューも一押しがトムヤムクンたこ焼きというバンコク就航記念に無理やり作った感の食事であまりおいしく無さそうですね。気になったのが乗客はタイ人が多いのにメニューやカタログにタイ語が一切なかったことで、せっかくのタイ人が多く乗っているのでリピーターを増やす意味でも、もう少し頑張って欲しいところです。
那覇空港のLCCターミナルに到着
約4時間30分のフライトを終えて、ほぼ定刻通りの朝8時に到着。深夜便ということもあり、ほとんどの乗客が寝ていましたが4時間半という睡眠には中途半端な時間なため眠たそうにしている人が多い印象。
到着したところは、空港内への通路はなく歩いていかなければなりません。
手荷物の受け取りも、ベルトコンベアで自動で運ばれてくるのではなく職員が一個ずつ並べていきます。
到着した場所はLCCターミナルなので、少し離れた国内線のバスターミナルまでシャトルバスでの移動になります。LCCターミナル内には小さな売店が1件だけあります。
バスは10分間隔で運行、5分ほどで国内線のターミナルに到着します。
那覇空港国内線旅客ターミナルに到着。モノレールの「ゆいレール」に直結しているので、那覇市中心部へすぐに移動可能です。
タイ・バンコクへの旅行のついでに沖縄にも安く行くことが可能ですので、ゴールデンウィーク・盆休み・正月休みの長期休暇に欲張って国内、海外のリゾートやビーチに同時に行くのも良いですね。