「猫島」という通称で呼ばれている猫スポット、青島や男木島や田代島などが最近、日本で話題です。中には住民よりも猫の数が多い所もあり、観光地として人気が急上昇中です。世界の国々にも、日本に負けない猫スポットがたくさん存在しますし、猫カフェなども増えています。
猫は神の使いと考えられている国や住民がおおらかな国に行くと、猫たちものんびりと過ごしており、いやされます。そんな猫好きで旅行好き注目の猫スポットをガイドいたします。
人口の倍近くのネコ住むマルタ共和国
猫好きには有名なマルタの猫は、人の数の倍近く居るといわれています。「マルタ猫協会」というボランティア団体や「キャット・ビレッジ」などの保護施設を作ったりと猫と共に生きている島です。
地中海の真ん中に浮かぶマルタ共和国は、紺碧(こんぺき)の海に美しい石造りの家々や城壁な どが調和する印象的な島国だ。十字軍由来の「マルタ騎士団」やハンフリー・ボガートが主人公の探偵にふんした映画でもおなじみのダシール・ハメットの小説 「マルタの鷹」などもこの島由来とされる。
そんなマルタには人口の倍近くのネコ住むとされ、ネコ好きの間では、田代島(宮城県)や青島(愛媛県)と同じ「猫島」として知られている。多くの愛好家が、風光明媚なネコの“聖地”に癒やされにやって来る。マルタ共和国は、マルタ島をはじめとする3つの島からなり、面積計約316平方キロ。人口は42万人弱だが、ネコは一説によると70万匹も住んでいるという。
http://www.sankei.com/photo/story/news/161205/sty1612050001-n1.html より引用
マルタ島に猫がたくさんいるのは何故でしょうか?古代エジプト王朝の船に乗せられて、マルタのような島国に、猫が運び込まれたという説が有力のようですが、次のような説もあるようです!元々ここは漁師の島、船に現れるネズミ退治のために、漁師が猫を島に連れてきたという説です。
これだけ増えても、マルタ島の人は困った顔も見せず、「マルタ猫協会」という組織を作って、島ぐるみで猫を保護し、大切にしているそうです!
http://momosan.hateblo.jp/ より引用
台湾の猫村、猴硐(ホウトン)
猫ちゃんたちが100匹以上くらしている猫の村「猴硐(ホウトン)」は台湾の猫の楽園です。アメリカのCNNから「世界6大猫スポット」のひとつに選ばれた猫村は交通のアクセスも良いので、台湾旅行の際は、立ち寄りたい猫スポットです。
そんなニャンコを多くの観光客が愛でているわけだが、猴硐のニャンコは人に慣れているそうで、全く怖がる様子もない。「なんかちょーだい!」と甘えてくる 猫もいれば、人間を空気のように扱う猫もいる。そんな猫達がモッフモフと闊歩している……たまらねぇええぇぇえええ!! むむむ、どこ国のニャンコ様も同 じだなぁ。
http://rocketnews24.com/2014/06/18/455162/ より引用
ホウトンに行ってきました。
猫好きなら必ず行きたい台湾の猫村「猴硐(ホウトン)村」訪問記
タイのお寺「ワット・アルン」
タイでは田舎や都会の真ん中でも野良猫や半野良な猫を、たくさん見かけます。日本のように餌やり禁止な風潮は無いようで、餌もたくさんを置かれています。お寺に行くと、どこでも必ず猫や子猫が寄ってきます。大事にされているんでしょうね。
タイ国内には、多数の猫が生活しています。街中でも普通に猫と触れ合えるのが魅力ですが、おすすめは「ワット・アルン」。タイのお寺なのですが、多くの猫に出会えます。仏教の教えで、大切にされている猫たちは、きれいな毛並みをしています。
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/16/140/ より引用
ワット・アルンの茶猫
http://tyoro-ge.hatenablog.com/entry/2014/05/26/080000 より引用
ギリシャのミコノス島
ミコノスタウンと呼ばれる住宅街の白い家や教会の間の細い路地を散歩するのも楽しいですよ。ミコノス島の猫は人懐っこくて、頻繁に寄ってきて甘えてきますので猫好きにはたまらない島だと思います。
http://fishand.tips/column/c_world/aegean-sea-cat-islands/ より引用
猫が多い。多過ぎる。。。
http://yyfield.blog.fc2.com/blog-entry-147.html より引用
【海外旅行】猫のいるダンジョン・ミコノス島
ミコノスタウンのいたるところに猫がいる。日本の野良猫のおように、人間を恐れていないのがいいね。ややこしいマップで、かわった猫をもとめて歩くRPGのようでさえある。気がつくと、それなりに長い間、街の中を迷っていた。
http://www.lennus.com/blog/archives/2011/10/mykonos.html より引用
アメリカ・アラスカ州の猫市長スタッブス
アメリカのアラスカ州タルキートナ市の名誉市長になんと猫のスタッブスが選ばれました。アラスカは遠いですが、猫好きなら猫市長スタッブスに会いに行く?
住民たちが面白半分で、まだ子猫だったスタッブスを名誉市長に選出してしまいます。こうした冗談めいた結果が実現した理由は、タルキートナ地区が国勢調査のために便宜上作られた地域であり、地区評議会や自治会長はいるものの、そもそも市長が存在していないためです。
スタッブスが名誉市長に当選したという噂は徐々に広まり、彼を目当てにアラスカを訪れる観光客まで現れ出しました。現在では1日30~40人ほど、年間では1,000人以上の旅行客を、スタッブスが呼び寄せているという勘定になります。
http://www.konekono-heya.com/famous/stubbs.html より引用
ラオスのルアンパバーン
東南アジアの国々はどこの国も猫や動物を大事にしていますね。バックパッカーの街として有名なラオスのルアンパバーンでも猫とたくさん触れ合うことが出来ます。
猫スポットですね。先日の旅行でもたくさんの猫をみかけました。メインストリートから路地裏に入るとあちこちで見かけます。
http://www.startthailand.com/startlaos/ より引用
町に300人だかいる僧たちは、境内に集まる犬や猫を家族のように可愛がっており、見知らぬ旅人が近づいてきても警戒心を表さない犬猫が多い。特に警戒心が強くなりがちな猫がリラックスしている町は、とても良い町に思える。
マレーシア 猫の街クチン
マレーシアのクチンは、現地の言葉で猫と言うだけあって、猫関連の物のモニュメントやお祭りがあります。猫が多いスポットが多いというわけでは無いですが、猫好きならチェックしておく町ですね。
クチンといえば猫!なぜなら「クチン」はマレー語で「猫」という意味なんです。
街の中心にはこんな大きな猫の像があり、「猫博物館」もありますよ!
http://play-life.jp/plans/10123 より引用
何でクチンは「ネコの街」と呼ばれるの?
ネコの街の由来は諸説ありますが、「クチン」とはマレー語で「ネコ」の意味をもちます。毎年ネコ祭りが開催され、ネコの街として有名になり、街のいたるところにネコの像があります。
http://mytabimalaysia.web.fc2.com/kuching-plan.html より引用
アメリカのヘミングウェー博物館の猫
アメリカのフロリダ州キーウェストにあるヘミングウェー博物館には、幸運の6本指の猫の子孫が!6本指の猫たちに会うことが出来ます。
ヘミングウェイはこの6本指の猫を「幸運を呼ぶ猫」として大事に扱っていたそうで、現在もその想いは引き継がれて猫たちは大切に育てられているようです。
https://retrip.jp/articles/3067/ より引用
ヘミングウェイは、ある船の船長さんから、ねずみ取りに優秀な猫を譲り受けました。 ( その猫はメインクーンであっただろうという説がもっとも有力です。 もともと、メインクーンの先祖猫には、 指が6本あったとも言われていますが、アメリカのメイン州に上陸する前に、実は、フロリダのキーウェストから 入国している説も有力です。キーウェストには体が異常に大きな猫、そして6本指の猫が 多いからです。)
その猫たちには、指が6本あり、当時、帆船が多かった時代、ミトンのような手を持った 猫達はロープも軽々登り伝う事が出来、幸運の猫と持てはやされました。その6本指の猫達は、次第に増え、もともとキーウェストにいた猫達とも 交配され、今では4代目の猫達が、このヘミングウェイの家を守っています。 50匹以上いる中、その半分の猫たちが、未だ6本指の持ち主です。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/8485/hemingway.html より引用
モロッコのシャウエンの幻想的な猫たち
モロッコは、猫の多い国ですが、最近話題となっている幻想的な青い町に居る猫は幻想的で一度は見てみたいスポットとして人気が上がっています。
モロッコのシャウエンは、町中がさまざまな青で塗られた、旅人たちの憧れの地。町が青く塗られた理由は宗教上のものだそうですが、虫除けや暑さ対策といった効果もあるようです。モロッコの町には猫が多く見られますが、ここシャウエンもまたしかり。青い迷宮のような町の風景は、そこに猫が加わることで、生きた物語のワンシーンになるように感じます。
http://peco-japan.com/61438 より引用
ロシアのエルミタージュ美術館
ロシアのエルミタージュ美術館には、猫が守衛?として60匹以上、住み着いているそうです。美術鑑賞と同時に猫鑑賞も出来るスポットですね。
ロシアのエルミタージュ国立美術館には1764年に開館されてからずっと代々住み着いている猫たちがいます。ネズミ退治の守衛として・・飼われたのが始まりです。(苦笑)
http://tansinawaji.blog108.fc2.com/blog-entry-1989.html より引用
ロシア、サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ国立美術館には、1764年に開館されてからずっと代々住み着いている猫たちがいるという。元々は、ネズミ退治の為に飼われたのがはじまりだそうで、猫警備員たちは、女帝エリザベータ・ペトローヴナの指示のもと、サンクトペテルブルグから約1500キロに位置するカザンから運ばれた。そして現在も猫たちはエルミタージュ美術館で暮らしている。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52093216.html より引用
猫好きな人は必見ですよ!なんと猫の住む美術館がロシアに。彼らは住み込みで働いているそうですが、ネズミ退治という重要任務を任されている猫だというパスポートも発行するのだとか。そんな働く猫のいる美術館に一度はいってみたい!
https://retrip.jp/articles/1982/ より引用
以上、海外旅行で行きたい猫スポット 10選でした。猫好きなら、海外旅行に行くキッカケになるでしょう。
日本なら「全国の宿 自慢の看板猫ランキング」を参考に?
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