マレーシア・シンガポール・ブルネイが舞台の小説、旅行前に読みたい本

旅行

マレーシアやシンガポール、ブルネイなどが舞台となっている本、小説や物語をまとめてみました。

海外旅行するときにガイドブックだけでなく、その土地に関した小説や旅行先が舞台となっている物語を読んでから行くと、物語や小説と重ね合わせて感じる事ができ、ただ有名観光地を見て回るだけの旅行とは違った楽しみ方ができます。

 

マレー蘭印紀行 (中公文庫) 金子 光晴

この紀行文に出てくる昭和初期のバトゥパハの日本人クラブの建物は、まだ残っています。観光地ではないですが、古い町並みは昭和初期当時を感じることができるので、この本を読んでから行くと一層楽しめると思います、

昭和初年、夫人森三千代とともに流浪する詩人の旅は、いつ果てるともなくつづく。東南アジアの圧倒する自然の色彩と、そこに生きるものの営為を、ゆるぎない愛と澄明な詩心で描く。

マレー鉄道の謎 (講談社文庫) 有栖川 有栖

有名作家のマレーシアが舞台のミステリー。ボリュームもあります。

旧友・大龍の招きでマレーの楽園、キャメロン・ハイランドを訪れた火村と有栖川。二人を迎えたのは、舞い飛ぶ蝶ならぬ「殺人の連鎖」だった。ドアや窓に内側から目張りをされた密室での犯行の嫌疑は大龍に。帰国までの数日で、火村は友人を救えるか。第56回日本推理作家協会賞に輝く、国名シリーズ第6弾。

深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール 沢木 耕太郎

旅行好きには定番の本のマレーシンガポール編。一度読んだ人も旅行前に再読しておくとより楽しめるかも。

マラッカ海峡  谷恒生

マレーシアのマラッカ海峡、シンガポールが舞台となる冒険小説。

1年前、アンナン皇帝の莫大な財宝を積んだ貨物船とともに、マラッカ海峡で消息をたった一等航海士・土岐雷介が突然、横浜に現れた。土岐は昔なじみの宿の老女将きよを訪ねトランクを預けるが、その夜きよが、そして土岐が接触した人物が次々と殺されたのだ。土岐の不可解な行動と謎の遭難船の真相を追って、友人のルポライター・相崎哲はシンガポールへ飛んだ。海洋冒険小説不朽の名作!

綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿 篠田 真由美

マレーシアとタイが舞台のミステリー。登場するシルク王ジェフリー・トーマスは、っ実際に行方不明となったジム・トンプソンがモデル。ジムトンプソンはタイシルクの店で有名。

かつて、マレーシアの密林からかき消えたシルク王、ジェフリー・トーマス。それから30余年、軽井沢の別荘、泉洞荘で、絢爛豪華な絹の布に埋まってひとりの老人が不審死を遂げた。奇妙な縁に導かれて京介、蒼)、深春たちはマレーシアはカメロン・ハイランドにある月光荘(ムーンライトコテッジ)を目指す。そこで見出した真相とは。

熱い絹 松本 清張

こちらもジム・トンプソンがモデルとなった巨匠のミステリーです。マレーシアの有名な観光地キャメロンハイランドが舞台となっています。

自然の密室マレーシアのカメロン・ハイランドに忽然と消えたタイ・シルク王ジェームズ・ウイルバー。はたして事故か拉致されたのか、あるいは失踪か。この事件と軽井沢で起きた殺人事件との間に一つの接点が見出された時、謎は謎を呼び、劇的に進行していく。壮大なスケールで展開する巨匠渾身の推理大作。

ラッフルズホテル 村上 龍

シンガポールの名門ホテル「ラッフルズホテル」がタイトルの小説。

不思議な感性をもつ謎めいた女優、萌子とベトナム戦争の影をひきずるカメラマン狩谷。「お前はジャングルに咲く野生の蘭のようだ」。狩谷のことばが萌子の胸に響く。すべてをすてた萌子の愛の追跡。シンガポールの夜に煌めく、純粋な愛。ピュアな90年代ヒロインを誕生させた恋愛長編小説。

薬師   樫野 直春

クアラルンプールも舞台となっている小説。上下巻あり

知られていないハーブを世に出すこと、それがハーブ革命。その仕掛け人、水元製薬の岩崎画一と田村健は、マレーシア・クアラルンプールを拠点に、新たなハーブの開発に取り組むことになった。現地に溶け込みながら、自分たちの道を切り開いていく二人。越中富山の薬売りの末裔として、その使命を果たすべく充実した日々を過ごす画一は、あるパーティーで、神秘的な瞳に情熱の光を秘めた、美しきアイリーン・ダスと出会う。
東南アジア、アフリカ、そして富山を舞台に、熱帯マレーシアの気候のように熱い情熱を持ち、アフリカの大地のように自由奔放に生きる岩崎画一が辿る衝撃の運命とは?

サヤン、シンガポール―アルフィアン短編集 (アジア文学館シリーズ) アルフィアン サアット

マレー系シンガーポーリアンの著者による短編集

公営高層アパートで起きた殺人事件から人と人とのつながりに思いを巡らせる老女(「廊下」)、離婚してゲイとしてカミングアウトすることを決心した中年男(「ディスコ」)、将来を約束された中国系の青年家庭教師とは対照的な落ちこぼれのマレー系少年(「傘」)、インド系の女友達のために貯めたへそくりを夫に掠め取られてしまうマレー系の妻(「誕生日」)など、さまざまな周縁的シンガポーリアンの姿を鋭い感性と慈しみの目で描いた短編12編を収録。

再会のシンガポール・スリング  喜多嶋 隆

喜多嶋 隆による短編集。シンガポールスリングはジンベースのカクテル。

愛はどこから始まるんだろう。すがすがしく切ないショートストーリー集 ハワイ大を卒業し、いっしょに暮らし始めたケンと良子。サーフボード作りというケンの仕事が軌道に乗り始めたとき、二人の関係はすれ違っていき…。大人になりきれない男女を描いたすがすがしく切ない短編集。

熱帯林の冒険―サラワクの先住民を訪ねて 原後 雄太

環境運動家でもある著者のマレーシアのボルネオ島での体験記。

熱帯雨林コネクション: マレーシア木材マフィアを追って ルーカス シュトラウマン

マレーシアの環境破壊の現実を深く知ることが出来る一冊

ボルネオの熱帯雨林ほど美しいものはないという。その地球上で最も豊かな生態系を、マレーシア木材マフィアが独裁政権と手を握り、乱伐し、どのように破壊していったのか? 抵抗するリーダーや内部告発したものは抹殺され、先住民の森の民はブルドーザーに追われ、伝統的な生活手段を奪われた。そして今、木材マフィアは世界に残された森林を破壊している。
本書は、汚職と不正乱伐で肥え太り、マネーロンダリングで不動産投資に明け暮れるタイブ帝国の驚くべき実態を暴露する。

キナバルの民―北ボルネオ紀行  堺 誠一郎

日本軍が統治していた時代のキナバル山周辺の民の様子が描かれている。

北ボルネオに聳える高峰キナバルの山容は、大戦末期の惨状を想うとき、いっそう奇怪である。 しかしその直前、ドゥスン族たちの秘境をたずね歩いた、この詩情ゆたかな記録が生まれている。(解説頁・『キナバルの民』の作者のこと 井伏鱒二)

ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。 大河内 博

タイトルを見ただけで読みたくなる本で、数少ないブルネイが舞台となった本です。

「ブルネイと日本の架け橋になる!」。堅い決意で赴任したのはいいものの、この国独特の「社会の壁」にぶち当たって仕事は何一つうまく行かず、おまけに上司からのパワハラに遭って、暗い日々の連続。そんな中、ストレス発散で中学時代に熱中したバドミントンを始めたのだが…。下っ端外交官が「世界一の金持ち王国」でなしとげた奇跡と感動の実話。

マレーシアの冒険 ジャン エシュノーズ

フランスの作家ジャン エシュノーズによるマレーシアが舞台の小説

とある美女が二人の男の求愛を退けた。ふられた男たちは一人は東南アジアへと旅立ち、一人はパリのアンダーグラウンドへと潜る。30年後、マレーシアのゴム園に巻きおこった悪巧みの反乱。奇妙な三角関係が縺れてからまる。

水木しげるの妖怪探険―マレーシア大冒険 (講談社文庫) 大泉 実成

漫画家の水木しげると大泉実成が実際にマレーシアのセノイ族に会って書かれた異色作

先住民オラン・アスリの精霊と交流するマレーシア大冒険の旅。妖怪好きな水木しげる翁は、持ち前のテレパシーを使って、マレー半島のジャングルに棲む妖怪と愉快な会話をくりひろげる。シャーマンのいる一家との妖怪談義は深夜に及び、文明論にまで発展する。三十枚の絵にこめた想いは不思議な感動を呼ぶ。

マラッカ海峡 谷恒生

マラッカ海峡が舞台の冒険小説。

遥かなる虎跡 景山 民夫

虎口からの脱出の続編。マレー半島の財宝をめぐる小説

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