タイのスワンナプーム空港で免税手続きをしてみたので手順を紹介します。タイでは外国人旅行者は一定の条件を満たすとお土産品の消費税分が還ってきますので高い買い物をした場合には結構な額を受け取ることが出来ます。
VAT(付加価値税)還付に詳細については別記事で書いています。
VAT(付加価値税)還付の書類が必要
空港で税金の還付を受けるには、買い物をした際に店にVAT(付加価値税)還付の書類を作成してもらう必要があります。高い買い物をする際には「VAT REFUND FOR TOURIST」の表示があるか確認しておきましょう。
VAT(付加価値税)還付の要点
・「VAT REFUND FOR TOURIST」の表示のあるお店で購入し、書類を発行してもらう。買い物時にパスポートの提示が必要。
・同一店で購入した合計が2,000バーツ以上の買物が対象。
・タイ滞在が年間180日未満で、払い戻しの申請を購入日から60日以内に出国。
・払い戻し金が3万バーツ(10万円くらい)なら現金(タイバーツ)で受け取り、越える場合は銀行小切手かクレジット口座への振り込み
・バンコク、チェンマイ、プーケット、ハジャイの4つの国際空港から空路で出国する必要がある。陸路は不可。
チェックイン前に申請する
VAT(付加価値税)還付の申請場所は、4階の出発ロビーの10番入口前です。空港に入って右端になります。
朝の9時ごろでしたが並んでいるのは3組ぐらいで書類のチェックもすぐに終わりました。買った商品自体もチェックするのでスーツケースにお土産を入れている場合はチェックイン前に申請する必要があります。またiPhoneなど電化製品はシリアルナンバーもチェックされる場合もあります。
税金の払い戻しは出国審査後
税金の払い戻しを受けるのは出国審査後になります。払い戻しの窓口は2カ所あり出国審査を終えてから飛行機の搭乗口に向かうまでの間にあります。案内が沢山出ているのでわかりやすいです。
時間帯により込み具合がありますが、受取には結構時間がかかります。人が画像ぐらい並んでいる状態で15分ほど待ちました。払い戻し自体はパスポートと書類を見せて、金額受け取り時にサインするだけなので簡単です。
混雑時は30分以上時間が掛かることも
最後尾なら30分ほど時間が掛かる様です。中国人に団体客が多い時間帯に当たると大行列になっているので、払い戻しを受ける場合は早めのチェックインが必要です。
スワンナプーム空港での税金払い戻し手続きは簡単だが早めに
スワンナプーム空港での手続き自体は非常に簡単ですが、時間帯によっては中国人の団体観光客で非常に多く混む場合もありますから払い戻しの金額が多い場合は特に早くスワンナプーム空港に行くようにしましょう。