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モロッコが舞台となっている本、小説や物語。旅行前に読みたい本【旅行の読み物】

アフリカ大陸の北西部に位置する「モロッコ」が舞台となっている本、小説や物語をまとめてみました。

海外旅行するときにガイドブックだけでなく、その土地に関した小説や旅行先が舞台となっている物語を読んでから行くと、物語や小説と重ね合わせて感じる事ができ、ただ有名観光地を見て回るだけの旅行とは違った楽しみ方ができます。

モロッコの主要な観光都市である首都のラバト、フェズ、マラケシュ、カサブランカなどには歴史的な建造物や文化的な見どころ、美しい庭園やマーケットなど、多くの魅力的な観光スポットがあります。美しいビーチリゾートや、多様な野生動物が生息する国立公園など、自然に恵まれた観光地でもあります。

また、イスラム文化に深く根ざした国であり、モスクや宮殿などの建築物も見どころの一つです。また、美食の国としても有名であり、タジン料理やモロッコ茶などの料理や飲み物を楽しむことができます。

アルケミスト 夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ

モロッコ タンジェからサハラ砂漠を横断。

羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。

モロッコ流謫 四方田犬彦

ヨーロッパの果て、アフリカの始まり。古来多くの天才たちを引きつけてやまない、驚異と謎に満ちた街・モロッコ。P.ボウルズとの邂逅を含めた魅惑的な体験を、イスラム文化や歴史への洞察を交えて描く紀行エッセイ。

モロッコ幻想物語 ポール ボウルズ

モロッコ タンジールに移住した小説家ポール ボウルズの小説

ポール・ボウルズがモロッコの口承の物語群を聴き書き、編集・翻訳し、現代の物語として蘇らせた、新しい文学の冒険。幻想や恐怖に充ちた語りは、都市伝説や神話的ファンタジーの色彩をおび、現代の時空に潜む闇を照らす。物語や声の深い魅力を伝え、文学表現の可能性を問う、必読のアンソロジー。

蜘蛛の家 ポール ボウルズ

中世以来たもたれてきた厳格な世界が凋落し、陰謀と享楽、背信と頽廃が渦巻くモロッコの古都フェズ。この街の崩れだした蟻塚のような迷路と路地を舞台に、モロッコのメタファーともいうべき町の孤児と西欧人との葛藤を描きだした大長編。

シェルタリング・スカイ ポール ボウルズ

原題は極地の空。映画シェルタリング・スカイは監督ベルナルド・ベルトルッチ、音楽は坂本龍一が担当で撮影地はモロッコ

一緒に暮すことに限界を感じ、また人生の生甲斐をも見出せないポートとキットは、故国アメリカを捨て、本来の姿を取り戻そうという希望を抱いて、北アフリカへ旅立つ。夫婦と同行者タナーを待ち受ける時のない世界、サハラの砂漠は、彼らをそれぞれの苛酷な運命へと導いてゆく。圧倒的な自然の前に、脆くも崩壊する現代文明への鋭い批判に満ちた、戦後アメリカ文学の代表作。

出てゆく タハール・ベン ジェルーン

若く美しく学を身につけたモロッコの青年アゼルは、職につけず、姉の稼ぎをあてに細々と暮らしていた。閉塞感漂うこの国ではもう生きられない。彼は富豪の男の愛人になり、スペインでの豊かな生活を夢見る。さらに富豪を自分の姉と偽装結婚をさせ、姉をも脱出させようとするが…。策謀をめぐらす青年、密航の果てに溺死する男たち、秘かに春を売る女たち、エビ加工工場で働く小さな少女―出てゆくことを望む者たちが絡み合う苦闘と彷徨の物語。

不在者の祈り タハール・ベン ジェルーン

モロッコ、フェス。1人の男が生まれかわる。言葉を捨て去り乳児となった男は、3人の男女に護られて聖なる歴史の「南」へと向かう。猥雑な都市の喧噪と砂漠の静寂とを経巡りながら、正気と狂気の揺らぎの中で彼らが行きつく先は…。『砂の子ども』の作者が描く、癒しと再生の物語。

郷愁のモロッコ エスタ フロイド

モロッコのマラケシが舞台の映画「グッバイ・モロッコ」の原作

1960年代中頃のロンドンから、自由を求める25歳の未婚の母と二人の娘は、モロッコのマラケシュへと旅立つ。母の恋、そしてモロッコでの不思議な体験を5歳の娘の目を通して描く。

アフリカの海岸 ロドリゴ レイローサ

ラテンアメリカ文学の新星ロドリゴ・レイローサが、住み慣れたモロッコを舞台に綴る、詩のような、夢のような、悪夢のような物語。パスポートを盗まれて帰国できなくなったコロンビア人が、羽をいためたフクロウとタンジールの街をさまよう。

和菓子のアンソロジー

「和菓子」がモチーフの短編集。その中の短編「迷宮の松露」近藤史恵 がモロッコが舞台。

「和菓子」をモチーフに、短編を一作書いていただけませんか?読書家としても知られる『和菓子のアン』の著者・坂木司が、今いちばん読みたい人気作家たちに執筆を依頼。日常の謎を描くミステリーから、壮大な世界観を展開するSF、心温まる優しい怪談まで、さまざまな読み味の作品が揃いました

遥かなる水の音 村山 由佳

フランスやモロッコが舞台の小説

「僕が死んだら、その灰をサハラにまいてくれないかな」。亡き周の希望を叶えるために共にモロッコへと旅立つ4人。いまの恋愛関係の行き先に不安を覚える緋沙子。近づきつつある老いにおびえるゲイのフランス人、ジャン=クロード。ふとしたはずみで身体の関係ができ、気持ちの整理がつかない幼なじみの浩介と結衣。愛の深さ、強さとは。そして生きることとは。様々な愛の形を浮き彫りにする感動長編。

名馬風の王 マーゲライト ヘンリー

モロッコの少年アグバが主人公の小説

少年アグバと子馬シャムの旅は、フランスの宮殿が終点ではなかった。牢獄に送られたり、はなればなれになったりしながら、イギリスに渡りついた。“小むぎっ子”の暗示どおり、不運の連続の旅だった。この物語の主人公の子馬シャムこそは、のちに競馬界で名をはせる、サラブレッド種の親馬だったのだ。この名馬の半伝説的な話は、アメリカの女流作家、ヘンリーによってまとめられ、1948年に出版された。アメリカ図書館協会、ニューベリー児童文学賞受賞作品。

あやまちの夜 ターハル ベン=ジェルーン

モロッコ タンジェが舞台の長編小説

少女であり、聖女であり、生身の女であり、伝説でもあるジーナ。五人の男たちの前に現われた幻影、言葉の師、そして港町タンジェの分身。いったいジーナとはだれなのか…。物語の魔術師による長篇小説。

億男 川村 元気

映画「億男」はモロッコのマラケシュなどでロケが行われています。

「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。

世界文学のフロンティア〈5〉私の謎 今福 竜太

様々な作品を集めたアンソロジーで、この中のムハンマド・ショクリー「裸足のパン」がモロッコ タンジェが舞台

「私」という未知の領分をテーマにすえた世界文学の最前線の作品を集めたアンソロジー。いくつもの人格を創造しそれぞれの名で詩を書く詩人・フェルナンド・ペソアの作品などを、解説とともに紹介する。

空気の名前 (エクス・リブリス)  アルベルト ルイ=サンチェス

エッサウィラ(モガドール)が舞台の小説

モロッコの港町モガドールに住む若い娘ファトマは、海辺の家の窓から水平線をぼんやり眺めてばかりいる。祖母アイシャはタロットカードを使い、孫娘の見せた変化の理由が、彼女のなかに生まれた〈欲望〉であることを知る。

匿名作家は二人もいらない アレキサンドラ アンドリューズ

後半にモロッコに取材旅行に行くミステリー

作家になることを夢見るフローレンス・ダロウはある日、匿名のベストセラー作家、モード・ディクソンのアシスタントとして雇われる。

カスバの男 モロッコ旅日記 大竹 伸朗

異色の旅日記が文庫化。やむにやまれぬ旅への衝動にかられ、モロッコの土を踏んだ画家が、アーティストならではの鋭い目で、熱風うずまく町の風景や逞しく生きる人々の姿を自由な言葉で描きだす。(解説・角田光代)

情熱のシーラ マリーア・ドゥエニャス

NHKでも放映されたスペインドラマの原作です。

1911年にマドリードで生まれたシーラは、天才的な裁縫の腕をもつお針子だ。スペイン内戦前夜、恋人とモロッコに移り住むが、恋人の裏切りで何もかも失う。失意の底にあったシーラを救ったのは、1本の針と糸だった――。激動の時代、数奇な運命を生きたヒロインを圧倒的な筆力で描く。全世界で400万部以上を売り上げた歴史大河ロマン

マラケシュ心中 中山 可穂

「恋がいつか必ず終わるものなら、わたしたちは恋人同士になるのはやめましょう。何も契らず、何も約束せず、からだに触れ合わず、それゆえに嫉妬もない、(中略)この世で最も美しい友になりましょう」(本文より)。山本周五郎賞作家が『感情教育』を超えて到達した、戦慄と至福の傑作恋愛長篇。

太陽の門 赤神 諒

スペイン内戦(1936~39年)が舞台の小説

この重厚な物語にエンタテイメント性を加えるのが、主人公リックの設定である。著者が映画史上不朽の名作である「カサブランカ」の前日譚として着想し、映画でハンフリー・ボガード扮するリック・ブレインが本作の主人公という趣向。

ハーレムの少女ファティマ: モロッコの古都フェズに生まれて ファティマ メルニーシー

伝統的な「アラブ中世の都市」フェズのハーレムに生まれた少女が、大人たちにむかってさまざまな問いを発しながら成長していく姿を活写。ハーレム、ベール、イスラーム、複数の妻などから連想する固定観念を見事に覆す。

タンジェリン クリスティン・マンガン

モロッコ タンジールが舞台のサスペンス

独立を目前にしたモロッコのタンジール。夫とともにアメリカから移住していたアリスの家に、突然大学時代のルームメイトのルーシーが現われる。ある「事故」以来、離れていた二人だったが、彼女はアリスの家に滞在し、友情を復活させようとする。だがアリスは疑念にとらわれてゆく。ルーシーの真の狙いは何なのか?…異国の地を舞台に二人の女性の心理が織りなす強烈なサスペンス。

マラケシュの声: ある旅のあとの断想 エリアス カネッティ

モロッコの古都マラケシュの人々の心に深く旅し、その話し言葉・叫び声・つぶやき・歌などの神話的・呪術的に響きあう聴覚上の世界に、失われた「原初の言葉の顕現」と「人間の魂の始原の郷国」をさぐりだす。異文化にふれあいながら、作家カネッティの「死の意識」の風景のなかに、マラケシュが直面する内的現実を浮き彫りにした感受性あふれる紀行文学的文明論。

カサブランカ [DVD]

モロッコといえばこの名作映画がまず思い浮かびます。

アカデミー賞受賞作品。作品賞・監督賞。脚色賞。カサブランカ…それはまだ独軍に占領されてない仏領モロッコの都 である。

彩りの街をめぐる旅 モロッコへ 最新版 (旅のヒントBOOK)  宮本 薫

素敵な雑貨店や居心地のいいカフェ、おいしいモロッコ料理店など、マラケシュのおすすめスポット案内を中心に、迷路のようなフェズ、フォトジェニックな青い街シャウエン、砂漠体験を味わえるモロッコ南東部など、モロッコでぜひ訪れてほしい魅力的な街や村の情報をお届け。

地球の歩き方 モロッコ 2019~2020

定番のガイドブック、2019年7月10日発売

「憧れのサハラ砂漠に沈む壮大な夕日を眺める」、「迷宮都市マラケシュやフェズの旧市街で迷い歩き」、「スークでキュートなモロッコ雑貨を買う」、「本場のタジン鍋を食べる」など憧れモロッコでいろんな体験がしたい! そんなよくばりさんも大満足できる、情報盛りだくさんのモロッコ鉄板ガイド。

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