旅行でのお小遣い稼ぎは何がいいのでしょうか。好きな旅行をしながら、お金儲けできたらと考えた事はありますか?海外に何回も行っている人なら、この露店で売っている雑貨を日本に持って帰って売れば商売になりそうとか考えた事はあると思います。
それで大儲けとかは無理ですが、飛行機のチケットの片道なら稼げそうな気がします。実際にやる人は少なそうですがちょっと調べて見ました。
雑貨の売買で旅費を稼ぐ
一番最初に思いつく方法が、雑貨の売買をするという方法ですが、だれでも簡単に始められることや商品の単価自体安いので利益を上げるのは難しそうです。仕入れても売ってくれる実店舗を探すのが難しいですし、ヤフーオークションはやり取りがかなり面倒ですし、今話題のメルカリはトラブルが多い。アマゾンに委託すれば商品は良く売れるが手数料が高い。
雑貨が多数売られていることで有名なバンコクのチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットでは、雑貨を仕入れに来た日本人が大きな荷物を抱えているのを良く見かけますし競争も厳しそうです。
以前留学してた時は、閉店セールでノンブランドの口紅を1個10セントで買い、400円~800円くらいで売ってましたが、いまは日本も100円ショップ などができているので、ノンブランドでの利益は難しいかも。他の裏技ではアウトレットモールの更にアウトレットショップを足(というか、自転車)で見つけ て、そこでブランドの靴を10ドル前後で買って3000円くらいでさばいていたときもありました。あまりたくさん持って帰れなかったのが痛いですが。
上記はアメリカですが、韓国からアクセサリーやベルトを仕入れて2~4倍で売ってた時もありました。大儲けなんて出ません。当たり前ですが、売れ残りの品物も結構ありますし。ハッキリ言って、苦労した割りに合わないですよ。バイトしてた方がよっぽといいです。大損はしませんでしたが、素人が手を出すもんじゃないなぁ。と痛感しました。実際は難しいですよ。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1308389.html より引用
特技を使って旅先で稼いでみる
楽器が演奏できるのなら、海外の人の多い公園や通りで日本の歌を歌うとか、大道芸的なことをしてお金を稼ぐという方法もあります。また日本人である事を活かして、外人の名前を漢字でポストカードとかに書いてあげるのは出来そうですけどハードルが高そうですね。特技を使って旅先で稼ぐというのは現実的ではないですね。
海外に行くと、意外に漢字で自分の名前を書いてもらいたがることが多い。漢字は形もかっこいいし、神秘的に見えるらしい。そこで岡本さんは、ブラジルで漢字屋をやってみることにしたのです。道具は持参した筆ペンとスケッチブックだけ。ブラジルなので、英語とポルトガル語と日本語で「あなたの名前を日本語で書きます」と云うプラカードを掲げてイザ出陣。料金は100円程度です。
海外旅行先で商売? 耳(ミミ)とチャッピの布団 より引用
http://plaza.rakuten.co.jp/pogacsa/diary/201307210000/
トラベルライター・旅行ライターになる
インターネットで旅行ライターと検索すると、ライターを募集している所がたくさんあります。しかし、ほとんどのサイトは報酬が書かれておらず、かなり長文の記事でも5000円以下の場合もあるようです。旅行前にライターの仕事を引き受けてしまうと旅行が楽しくなくなりそうですね。
文章を書くのが好きな人にはよいアルバイトになりそうですけどね。
写真販売サイト(ストックフォト)で旅行写真を販売する。
色々と調べた中で一番現実的で簡単にお小遣い程度なら稼げそうなのが、ストックフォトと呼ばれる写真サイトで旅行に行った時の写真を販売するという方法です。プロ用の一眼レフカメラだけでなく普通のデジタルカメラでも販売できますし、スマートフォンやiphoneで撮った写真を販売できるサイトもあるようです。ただ実際にお小遣い程度に収益が上がるのは、エントリークラスの一眼レフか高級なコンパクトデジカメで取る事が最低ラインの様です。
旅行好きの人なら、過去に行った旅行の写真も沢山あるわけですから元手はいくらでもある事になります。あまり人が行かないような海外の観光地の写真であれば、素人が撮った写真でも、競争が少ないので売れる事もあるようです。逆にどんなに綺麗に撮れていても桜など花の写真や犬や猫の写真は飽和状態なので売れないようです。
旅行での写真をストックフォトで写真を売るための方法をまとめてみました
・花やペット、ありふれた風景写真は、登録されている写真数が多くアマチュアが撮った写真では売るのが難しい。珍しい風景や物をたくさん取っている旅行好きの人は、ニッチな需要を狙えるのである程度売れる。
・人物が写っている写真は需要があり多く売れるが、許可が必要で「肖像権使用同意書(モデルリリース)」をストックフォトサイトに提出しなければならないので注意。
・旅行先の観光地の写真でも多くの人が写っている場合は、許可を得るのが難しいので販売できない。
・スマートフォンやコンデジでは画質的に難しい。最低でもエントリークラスの一眼レフかミラーレスカメラ等、イメージセンサーがAPS-Cサイズが必要。
・写真のサイズによって販売価格が違うので、一番大きい写真サイズで売る事の出来る1800万画素以上のカメラで売る事が望ましい。買う側も一番大きいサイズが無いと良いカメラを使っていないのではと思われる可能性もある。
・出来るだけ多くのストックフォトサイトで登録するのが良い。大手のピクスタだと日本でしか売れないが、Fotolia(フォトリア)やshutterstock(シャッターストック)だと世界中の人に買ってもらえる。日本の何気ない物でも海外では珍しい場合がある。
・ストックフォト1社で写真を独占販売した場合、報酬率が上がるが、独占にせずに複数のサイトで売った方が管理も簡単だし売上が上がる。
・ストックフォトで買われる写真は、ウェブサイトやポスター、広告、雑誌で使われる事が多いので、写真に企業名や商品が写り込んでいると採用してもらえない。写真にコーラや看板が写っているとストックフォトで登録も出来ない。
・寺社仏閣や観光名所・鉄道は、管理者から撮影許可と、ストックフォトとして販売することの同意(プロパティリリース)が必要な場所があるので注意。
ShutterStock (シャッターストック)
http://www.shutterstock.com/ja/
一番オススメなのがShutterStock (シャッターストック)です。アメリカの会社で販売単価は安いですが世界中の人が買うので、とにかく良く売れます。1枚売れても一番安い場合は25円からです。良く売れるのでそこそこの金額になります。
写真の審査はピクスタやフォトリアと比べて厳しめですが、どんな写真が求められているのかが分かるので最初にここで登録して勉強するのが良いでしょう。また、海外のサイトですが日本語化されているので写真のアップロードや設定に困る事はないでしょう。言語の設定から日本語に変更することができます。
人物が入った写真だけでなく、マニアックな観光地の写真やニッチな物など色々なジャンルの写真が売れるので、写真を多く登録すれば素人でも月に2,3万円くらい稼げるのではないでしょうか。
PIXTA (ピクスタ)
https://pixta.jp/
日本国内で最大大手となるマイクロストックフォトサイト、海外の登録してみるのをオススメします。プロの人の中には月に100万円以上稼ぐ人もいるようです。素人でもポイントを押さえて頑張れば稼げますが、ピクスタと専属契約している人の写真が優先的に検索上位に表示されるので写真に自信がある人はShutterStock (シャッターストック)の方が良いと思います。写真の審査は割と緩めなのでルールを守ってアップロードすれば素人でも半分以上は登録販売できるでしょう。
Fotolia (フォトリア)
Fotolia (フォトリア)は、フランスの会社ですが、サイトは日本語化されているので登録も簡単です。写真登録審査の難易度はシャッターストックとピクスタの間くらいでしょうか。写真一枚当たりの最低報酬は35円くらいからですが、写真をたくさん売ってランクが上がれば報酬も上がっていきます。大きいサイズの写真が売れればもっと報酬も高くなります。写真の審査は早くて良い写真であれば1分くらいで販売開始となる事もあります。
photolibrary(フォトライブラリー)
国内の大手ストックフォトです。写真の審査は緩いのでShutterStock (シャッターストック)とFotolia (フォトリア)で中々審査に通らないのであればココで登録してみるのが良いでしょう。自分で販売価格を決めることができますが、値段を高くしても売れないのでPIXTA (ピクスタ)と同じ価格に設定するのが無難です。ただ写真をアップロードするのが面倒だったり、前時代的なインターフェイスで使いにくいです。
他人の荷物を運ぶ
絶対にしてはならないおこずかい稼ぎが、最近話題となっているサイト「Cargo2share」を利用することです。どういうサイトかを簡単にいうと、日本からアメリカに書類や荷物を届けたい人が、「Cargo2share」で飛行機に乗る旅行者を検索し、条件が合えば連絡して、書類や荷物を預けて届けてもらうというマッチングサイト・運び屋サービスです。
旅行者は報酬を受け取る事ができますが、大変リスクの高い危険なアルバイトです。
「Cargo2share」のサイトでは、一応「依頼を禁止している危険物」が記載されていますが、「Cargo2share」側はノーチェックです。悪意ある人や犯罪組織に「違法な薬」等が隠されたカバンを預けられ、税関チェックで中身を見られれば、捕まるリスクもありますし、厳しい国では死刑になる可能性もあります。
旅慣れた人ならすぐに危険とわかります。しかし何も知らないお金がない若い人が、頼まれて引き受けてしまう事が昔からあり、外務省のサイトでも注意喚起されています。「Cargo2share」の様なサイトがあるからと言って使わないようにしましょう。
まとめ
色々と考えてみましたが、少し良いカメラが必要になりますが、写真を売るのが一番良さそうですね。安いミラーレスカメラなら3万円くらいで買えますし、旅行でカメラは必需品なので少し良いカメラを買っておいても損は無いでしょう。ShutterStock (シャッターストック)に旅行で撮った過去の写真を登録してみましょう。
今回インターネットで調べていてわかったのは、おこずかいを稼ぐと言うキーワードでの怪しい商売の多さでしたね。ちょっとビックリしました。